賭博破戒録カイジ11巻 – 契約書の内容には必ず目を通すこと

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※出典:「賭博破戒録カイジ」11巻より

賭博破戒録カイジ11巻は地下チンチロ勝負でシャバに出た後、裏カジノの人食いパチンコこと「沼」で勝負する話の終盤です。あと少しで出る!というところで軍資金がつきたカイジですが、協力者の遠藤が最後の最後に逃げる金として1,000万円隠していることを察します。そこで遠藤をなんとか説得し、1,000万円借りることに成功するわけですが…

上の画像は、カイジが契約書にサインするシーンです。これを見て何か気づきますでしょうか?

(Thinking Time)

このシーンには借金まみれの転落人生に陥る危険が隠されています。それはいったい何なのか。

(答え)

実際にお金を借りる時の契約書にサインしているシーンですが、1,000万円貸してくれと頼み、「貸してやる、その代わりこの契約書にサインしろ」と言われ、トイレのドアのところでさらさらっと書いてすぐに渡しています。

カイジは契約書(借用書)を読む前に名前を書いてハンコを押して渡しちゃっています。ここが問題なんです。なぜなら、このときの金利設定がべらぼうだったからです。金利は「10分間3割複利」。この異常な金利がわかりますか。

複利は怖いです。複利計算とは利子が乗ったものを元本として、これにまた3割が乗っかります。つまり、元本が雪だるま式にどんどんどんどん増えていくのが複利計算なわけです。10分ごとに3割の金利が上がっていきますという契約書だったのです。

そんなことないだろうと常識では思うところ、まんまとハメられています。
(現実問題として、この金利は法律違反であり、白紙に戻すことはできるのですが。)

ここで大事なのは、契約書は命。中身を読む前にサインをしてはいけない。

しかし、現実社会で契約書の中身を全部読んでる人はおそらくかなり少ないですよね。文字が小さくて、あんなにびっしり書かれたら読む気をなくすのが普通です。「こんな契約書を全部読めなんてずるいよ!」と思った方、まんまと相手の策略にハマっています。ずるいのではなく、相手が意図的にやっているんです。読ませないように小さく小さく書くのです。作戦なんです。

「契約書に書いてあるでしょ?」と言われれば、何も言い返せません。サインをしてハンコを押してしまっていれば、この条件で合意したということになってしまいます。それが法律に触れていない限りは、それが有効になります。

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