ナニワ金融道第3巻 – 手形の裏書き

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「ナニワ金融道を読めば、借金の怖さが分かる。」

今や日本一と言って過言ではないバラエティタレントの有吉氏も、上記のようなことを言っています。

ナニワ金融道は、帝国金融という貸金業者に入社した灰原という主人公が、金を貸す仕事を通して成長していく様を描いていますが、金に関する人間のえげつない部分が生生と描かれており、絵自体は下手くそであるものの借金の怖さが伝わってくる名作です。

その中で、会社が振り出す手形について描かれているシーンが多くあります。

手形とは、会社が「一定期間後に支払います」という約束のもと発行するもので、現金の代わりに取引されます。商品代金を手形で受け取った側は、期日が来れば銀行に行き、手形を額面記載の現金へ替えることができます。ただし、その間に手形を発行した会社が倒産すれば不渡り手形となり、回収は難しくなります。したがって、手形決済は認めていないという会社もあるでしょう。

帝国金融では金融について詳しく知らないド素人相手に、手形に裏書させるという手段を用いることがあります。手形なんて見たこともない社員の一人や、お役所の人間などがこの手にはまり、まんまと裏書きさせられてしまう場面が出てきます。帝国金融の人間は手形を担保に金を貸しているわけですが、もし手形が不渡りになった場合でも回収できるよう裏書きをさせているのです。

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※出典:ナニワ金融道第3巻より

なぜなら手形が不渡りになったとき、手形を振り出した者または自分より前の裏書人に対して、支払いを求めることができるからです。知らないということは怖いことです。厳しい言い方をすれば、知らない方が悪い、知らないのが罪、なのです。

ナニワ金融道第3巻の教訓

世の中は甘くありません。知らなかったでは済まされないのです。

ナニワ金融道を読んでいると、無知って本当に怖いなと思い知らされます。どんな本を読むよりも勉強になりますよ。

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