ミナミの帝王102巻 – 裏金を捻出するお役所仕事

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※出典:ミナミの帝王102巻より

民間の場合 出張旅費は実費計算や
実際に航空券や乗車券を買ったり ホテルに泊まった領収書がなかったらゼニは出えへん
けど 役所の場合は出張旅費規程に基づいてゼニが出るんや
はあ?
つまり… 出張する距離や移動手段によって金額が決まってるんや
実際にかかった金額に関係なく出張計画さえ提出したらゼニが出るというわけや
書類だけでヨロしいんかッ!?
そういうこっちゃ!

ミナミの帝王は序盤こそ貸した金を何がなんでも取りたてるという闇金の話となっていますが、途中からは萬田銀次郎が金融コンサルタントとなって活躍する話に変わっていき、最近では国や自治体、企業が抱える悪の部分を露呈させて社会に対して問題提起するような話が多くなっています。

今回取り上げた回は、お役所の腐敗したシステムをズバッと切り捨てている話です。

行ってもいない出張をしたことにして税金を横領するという手法は、野々村議員の嗚咽会見で一躍有名になりましたが、お役所では割り当てられた予算を使い切るために空出張などをでっち上げ、裏金として貯め込むことが日常茶飯事と化しているようです。

全てのお役所がそのような状況とは考えたくもないのですが、実際のところは分かりません。

ただ記憶に新しいところでは、公社から横領した約14億円もの金を、チリ人ホステスに貢いでいた男が逮捕される事件がありました。知らない人は「アニータ・アルバラード」で検索してみてください。

このような事件は自治体の恥になるだけのため、あまり表立っていないものの、同じような事件は数多く存在していそうです。ミナミの帝王のこの話も、部下が横領していた事実を公表されてしまうと出世できなくなるという理由で、市長と副市長もグルになって隠ぺいします。実社会でも考えられそうな展開ですね。

苦労した支払った我々の税金が、一部の人間の快楽のために利用されていると思うと大変腹立たしいですが、まずはシステムの透明性を増して金の流れをはっきりさせないことには表には出てきません。

と言っても、既存の政治家や役所のお偉いさん方が自らの首を絞めるようなことをするわけはないので、橋下元大阪府知事のような革命家の多くがトップに上り詰められる環境を作っていかねばなりません。

漫画という媒体を通して、社会に対してこのような問題提起をしているミナミの帝王は必見です。(原作者の天王寺大は白竜も手掛けており、こちらも週刊ゴラクで読むことができますよ!)

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