ミナミの帝王44巻 – 戸籍売買で借金しまくる爺さん

戸籍売買

※出典:ミナミの帝王44巻より

ミナミの帝王44巻で戸籍ビジネス(死んだ人間の戸籍を売買する)の話があります。
仲介業者のもとへ電話がかかってきます。

内縁の女房「主人が死にそうなんです!」

その電話を聞いて仲介業者はすぐに駆けつけます。病院ではなくその夫婦の自宅です。
今にも死にそうな男と、付き添っている女房(内縁の妻)がいます。
そしてその死にそうな男の前で女房に50万円を渡します。

仲介業者「確かに渡しましたでぇ」

それを見て男はにっこり笑って息を引き取ります。仲介業者に戸籍を売った瞬間です。
つまり、この男の女房は死亡届けを提出せずに戸籍情報を仲介業者に売り渡した形です。
(死んだ男は天涯孤独の身で、死んだとしても分かる人間が内縁の女房以外にいない)

この男の戸籍情報をどうするかというと、これを欲しがっている男に売り渡します。
欲しがっている男はシルクハットをかぶった紳士のような身なりの爺さんです。

この爺さんは仲介業者から戸籍を買いまくっている常連客のようです。
仲介業者は50万円で買い取った戸籍を200万円で爺さんに売ります。

さて、爺さんはどうするのでしょうか。

まずは役所で転出届、転入届、印鑑登録などの各種手続きをして死んだ男に成りすまします。
というより、書類上はまるきり死んだ男になりきっているので、法的に別人になります。

そして爺さんは大手消費者金融各社をはじめ、二流、三流のノンバンク、さらには闇金で借金をしまくります。

なぜそんなに借入ができたかと言うと、
死んだ男は借金などしたことのない真面目だけが取り柄のような男だったため
個人信用情報は全く汚れておらず、審査の厳しい大手消費者金融でも喜んで貸してくれたからです。

そして爺さんは千万円以上の借入を行ったあと大阪から東京へ高飛びして、その後に死亡届を出します。

すでに死んでいる男の戸籍から提出された死亡届なので、金を貸した側も信じざるを得ません。
萬田銀次郎もこの爺さんに1,000万円貸していたのですが、さすがに諦めかけます。

銀次郎「あの爺さん、死んでもうたんか……」

ミナミの鬼でもさすがに死んだ人間からは取り立てはできんと悩んでいましたが、

銀次郎「ワシにはあの爺さんが死んだとは到底思えん!」

ということで納得できずに調査を開始します。

舎弟の竜二に調べさせた結果、戸籍売買の仲介業者にたどり着きます。

仲介業者「顧客の情報は何があっても喋らない!」

と拒否する仲介業者から鬼の脅迫で居場所を吐かせます。

そして爺さんを発見。

でも借りた千万円以上もの金をソープやら風俗やら競馬やらで使い果たしたと言う爺さん。
だから返したくても返せないという爺さん。

銀次郎「もういっぺん戸籍売買で金作ったらええがな……!」

というわけで、爺さんにまた同じ詐欺をさせて取り立てるという話です。
銀次郎はどんな手を使ってでも、たとえ違法行為でも取り立てるのが信条です。

ミナミの帝王44巻の教訓

今回の話は、ブラックリストに載っている爺さんが信用状態のまっさらな人間の戸籍を買って別人になりすまし、また新たにお金を借りまくるという話ですが、似たような例が『闇金ウシジマくん2巻 – ヤンキーくん』の話で紹介した”姓を変えて借金する”という手法です。

どちらもブラックリスト入りした人間が別人になりすまし、また借金を繰り返すという内容ですね。
自己破産などで一度ブラックリスト入りすると、少なくとも7年はお金を借りれなくなると覚えておきましょう。

P.S.
Googleで「戸籍売買」と検索すると「戸籍売ります」みたいな怪しいホームページが出てくるので、実際にこうゆう商売はあるのかもしれませんね。売る側からも買う側からも犯罪の臭いがしてきますが。。。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る