闇金ウシジマくん第1巻 – 暴力団と金

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※出典:闇金ウシジマくん第1巻より

またまたまた、闇金ウシジマくんの第1巻のやり取りから。

柄崎「社長!おっさんにプリペイド携帯電話10台契約と、銀行口座10口作らせました。」
丑嶋「おっごくろう。他人名義の携帯と口座を欲しがる裏稼業は腐るほどいて、高く売れるんだわ。携帯は1台3万x10で30万、そこから原価各5千x10を引いて25万。銀行口座は1口2万x10で20万… 計45万か。こいつの借金にあと15万足りないな。」
柄崎「大丈夫っす!ウシジマ社長!おっさんのクレジットカード、ショッピング枠がまだ残ってました。」
丑嶋「そうか。高田、就職祝いにスーツ買ってやるよ。。」
・・・
丑嶋「似合うじゃん。サラリーマンの給料1ヶ月分の服と靴が一瞬で手に入ったな。」
高田「はい…」

携帯電話や銀行口座は金になります。印鑑と身分証明書さえあれば、銀行窓口で誰でもすぐに作れると思っているかもしれませんが、暴力団関係者は口座を作れません。暴対法が強化されていますからね。

逆に考えると、そういったブラックな人々がブラックな使い方をするために銀行口座を買うんです。携帯電話も闇金などブラックな使い方のために買うわけです。

あとはクレジットカードのショッピング枠。今では誰でもクレジットカードを持っている時代ですが、後払いで50万円や100万円という高額の買い物ができてしまうわけです。

悪用する気になれば、いくらでも悪用できますよね。

丑嶋「強い国は弱い国から奪い、資本家は労働者から奪い、政治家は国民から奪う。世の中は奪い合いだ。ちょっとずつ気づかないようにしてるだけで、俺が債権者から奪うのと何も変わらない。」

ウシジマくんのこのセリフは世の中の本質を捕えています。大人になったらキレイごとは言えません。

(ウシジマくんが荒れているシーン)

高田「ウシジマ社長、ナンカ荒れてますね。ナンカあったんすか?」
柄崎「金主への返済日が近いんだ。」
高田「金主?」
柄崎「ああ。うちの資金は金主から月15%で借りてんだよ。いつもは利息だけ納めてんだが、今月はどーゆーわけか完済を要求してきたんだ。だが、金がまだ全然足らねぇ。」
高田「金主ってどんな人なんすか?」
柄崎「占い師のばばぁだ。相当の資産家で、ヤクザ経由でうちに回ってくる。」
高田「ヤクザ!?」
柄崎「ああ。とにかく金を納めにゃ、俺たちはやべーんだわ。」

ヤクザのシノギは大きく分けて、今世間を賑わせているキヨ○ラのように薬を売って儲けるタイプと、闇金を使って儲けるタイプがあるでしょう。裏とつながりのある資産家は、ヤクザ(闇金)を利用して銀行に預けるよりずっと利幅の多い運用をしているのかもしれません。

丑嶋「最近闇金の摘発が厳しいから、金主から足を洗って中国の企業にでも投資すんだろ!散々、甘い汁吸いやがってあのババァ!結局金だ!金があるところに金が集まる。金のねぇ奴はとことん搾られ、尊厳まで奪われる。」

ウシジマくん第1巻の教訓

世の中は弱肉強食。ウシジマくんの単行本を読んでいると、この四文字熟語が頭に浮かびます。

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