闇金ウシジマくん18巻 – グレーゾーン金利と過払い金

闇金ウシジマくん18巻

幸田「実は、リストラされました。」

丑嶋「たしか会社って大手の消費者金融だったよね。
 仕事柄、データに残るの嫌だからつってウチで借りてたもんね。
 クビになったんだったら消費者金融で借りた方が金利安いじゃんか。」

幸田「新規の融資申し込みの制約が取れませんでした。」

丑嶋「今の時代、成約率30%くらいっつーもんね。」

幸田「クソッ…
 街金は貸し倒れリスクの高いクズどもに無担保で即日融資するわけですよ!?
 ”街金対策法”(貸金業法改正)で消費者金融の上限金利が29.2%から20%に抑えられたじゃないですか…
 この金利じゃ消費者金融は潰れますって!
 
 今じゃ最低40%は取らないとビジネスできませんよ!
 今流行りの過払い請求はホント”街金殺し”です。
 払い過ぎた金利分を取り戻せるという多重債務者の救済が理念だったのに、
 過払い金返還請求を実際行っているのは6割が多重債務者じゃないんですよ。
 あの過剰広告見ても誰が儲けてるか分かりますよね?
 やってることはハイエナですよ。
 
 20%以内で個人に貸せるのは銀行だけですよ。
 0.4%という超低金利で集めた貯蓄を18%で貸し付ければバカでも儲かりますよ。
 今の流れ、消費者金融のビジネスを銀行が乗っ取ろうとしてるだけにしか見えません。
 過払い金で2兆円損失して貸し付けも困難なノンバンク系の消費者金融は全滅します。
 金に困ったビンボー人がまともに借金できない時代が来れば…
 ヤミ金の復活ですよ!!
 ですから、お金貸してください!」

丑嶋「幸田さんの場合、担保証してくれないと貸せないね。
 収入ないんだからさ。日雇いのバイトでもいいから職探してよ。悪いね。」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

消費者金融に勤めている人間や、銀行などの金融機関に勤めている人間は、
お金を借りようと思った際にまさか自分の勤めているところで借りるはずもなく、
ウシジマくんのような闇金融を利用する場合があるようです。

なぜなら、いわゆる表の金融業者での借り入れは、情報が全て個人信用情報機関に
保存されてしまうからですね。上司や同僚などにチェックされれば、簡単にバレてしまうわけです。

この話の幸田もその一人ですが、法改正後の消費者金融業界の厳しさを語っています。
グレーゾーン金利下の消費者金融は、それはそれは儲かっていたでしょうね。
何せ今より1.5倍程度の金利だったわけですから。

昔は29.2%だった金利が、今では最大でも20%になりました。

実際、過払い金請求で消費者金融各社はますます瀕死状態に陥り、
潤ったのは過払い金を取り戻した人ではなく、過払い金請求の手助けをした弁護士でした。
過払い金請求の広告を新聞紙面や電車の中吊り広告で見たことがあると思います。

武富士の倒産に学ぶ

実際、武富士は会社更生法により倒産しました。
武富士は(シンクロナイズドのダンスCMで)誰もが知っている大手消費者金融でした。

このように消費者金融が倒産した場合、そこから借りていた人はどうなるのでしょうか。
最後にそれに関するQ&Aを載せておきます。

Q. 倒産した消費者金融から借り入れていたお金は返す必要がなくなるのでしょうか?
A. いえ、返す必要があります。管財人の行う利息の引き直し計算後の金額を返済する必要があります。

Q. 今からでも武富士に払いすぎたお金を過払い金として請求できるのでしょうか?
A. 残念ながらできません。すでに武富士への届出受付期間は過ぎています。(2011年2月28日が締切)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る